着服・・
最近の新聞に出ていた信金職員の6,900万着服事件。
こういう事件を起こす人って仕事が出来る人が多いって聞くけど。
着服事件といえば、旧東京三菱銀行の
派遣社員の着服事件も記憶に新しい。
派遣社員が10億円もの大金を、借金やギャンブル、旅行に費やした。
なんとも信じられない!
実刑8年。 これは長い? 短い?
他人のものを、こっそりと自分のものにすること・・ 着服。
けっこう良く聞く。
前職(会計事務所)の私の前任者も、着服してた。 しかも、お客さんにまでお金を借りてた。
過去にも現在でも、お客さんの会社からお金がなくなることも多い
お金の問題より、信じていた人から裏切られるショックが大きいだろうが
取られたお金は、取り戻せないことが多いというのが
どうも納得いかない。 取る人は、借金返済にあてたり遊びに使うから残ってないんだもの・・
しかし取る人も悪いが、取られる会社の管理体制も悪いのだから何とも言えない 結果は、社長の責任である。
こういう事件が減ることはないのでしょう
私も、学生時代にカラオケBOXのバイト先で過ちを犯した。
遊び心で、カラオケBOXの在庫(フライドチキン、ポテトフライ、ポッキーなど)をダンボールごと
盗んだり、社長がいない時に、友達を無料で歌わせたり。それは、やりたい放題。
そのときは現場を目撃されて、当然クビになった。
後日、反省して謝りに行ったが、その時の社長の顔が今でも忘れられない・・
現場を目撃されて良かった!と今は思う。 あの時のことは今でも、友達と昔話で出てくるほど
心に残っている。
今思えば、あの時のカラオケBOXの損益計算書はどうだったんだろ?と思う。
売上の割には、経費が多かったのではないかな? と。間違いなく、粗利は悪かっただろう
あの頃は分からなかった。 今だから心底思う。
本当に経営者を馬鹿にした行為を、何も考えずに笑いながらやっていた
幼稚な己を恥じる!
人は弱い。
会社側は、人の弱さが出ても不正ができない仕組み作りをしなければいけない。
悲しいけど信じたい、という思いだけでは、防げない問題であり。
罪滅ぼしではないが、
不正が出来ない経理の仕組み作りを一緒に構築していきたいと思う。
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