顔の表情 55%
声の質、大きさ、テンポ 38%
話す言葉の内容 7%
コミュニケーションの主役は言葉だと思って教育されてきたので、この事実は
私にとっても衝撃的だった
講習を受けたときも思ったけど、よーく思い起こしてみると
たしかに・・ 言葉で感動する、というよりも見た目が大きいなぁと思えることは多い!
顔つき、仕草、目つき、匂い、色、温度、距離感
無意識で判断する部分。
先日、匂いで商売を判断するという方を見た。
「理屈は良くわかる。だけど理屈じゃないんだよ、私は匂いで決めるんだ。」と・・
結果をみると・・ この匂いで生きてきたことが証明されている。
また別件で
先日、初めて会った方に言われたのですが、
「宇佐美さんは表情に全部表れますね。ここまで表してくれると気持ちがいい」
と・・。 出しているつもりなくも出ている?バレバレ?
この結果、信頼してもらうことになり仕事として繋がって行く可能性が出来たわけなのだが
相手が私を見るように、
私も同じように、相手の言葉以外のもので感じようとしていたのに気づいた。
これが非言語コミュニケーションの1つで教えられることなく無意識に行われること
なのでしょうね。
目に見えないものといったら・・ 空気。
空気が、ぴり!となる瞬間が分かるときがありますよね。
流れている空気が一瞬にして変わるとき。
私が社会人1年生だったとき、1日中この空気が自分にとって
ぴりぴりしすぎて毎日が苦痛だったことがありました。
毎日、空気に緊張して余計に何もできない
周りの人らが全部、全く違う世界の人に見えて特に素敵な先輩女性が2人いたのですが
先輩2人が私を挟んで、右と左の席に座っていました。
右と左から緊張!
でも、あの大人の女性達、あの時で25歳と30歳だったから今の私より若いんですよねぇ。
ほんと憧れだったんです
仕事を、てきぱきとこなし、男性上司にも意見をのべ、そして身だしなみも綺麗。
だけど怖かった~ もちろん私のレベルが低すぎて当然なのだけど
お茶を出すタイミングから、真(ま)のことも注意されたし、実務以外でも
本当に数々のことを言われました。(言ってもらえました)
その、ぴりぴり感を1ヶ月我慢したある日、先輩達が本当に心底、私のことを心配してくれていたことを知り一瞬にして空気が変わったのを覚えています。
でも、この空気。 勝手に私が決め付けていた分の空気でもあったんだ!と
気づきました。 だって、先輩方の雰囲気は何1つ変わらない。接し方も変わらない。
怖い・・ なんか、いやみを言われている・・?って一瞬でも思っていた時の空気は
自分で変えていただけだった
だから、空気も自分自身の問題なんだなって
比較的若い時に知れて良かったです。
それから、いろんな職場を渡り歩いていく上で、だいぶ助かりました
ただ・・1人だけ。
どうしても駄目だった人がいましたー。
相手は男性でしたが、努力してみたけど
このままでは私が病気になる・・って察してすぐに去りました。
私が退職するって言った次の日には、全く違う退職理由が会社中に
広まってました。人は、自分を守るためにはここまでするんだぁ・・って悔し涙でも、あの悔し涙も無駄にはなっていません!これも感謝ですね。
長くなってしまいましたが、言葉以外の要素が多くの情報を伝達していることを
この本では書かれていて、無意識が言葉になって書かれているから読んですっきりします。
やっぱり言葉を字で見て納得する(安心する)とこもありますね。