長い一日思うこと

usami 

2007年04月07日 14:15


 


新都心のバー。


いちごのカクテル、おいしそう。


お客様からのお誘いで11時から合流です。


今日の一日は長かった そして深かった。


バーに行っても、つい


ぼーっと一点を見つめてしまうほど、ちょっとした


興奮状態でした。


 


 

今日は夕方からミスターYとの会議。 朝から提出しなければいけない3月試算表に追われます

今日の会議は、長くなるだろうな・・とある程度の予測はできた。 前々から決まっている会議議題に目を通し、なんとなく内容を想像しながら、どうにか会議時間に間に合った。
うー。でも説明できるほど数字を把握していない!!やばい。と内心思いながら

会議が始まって、いつもと違う様子は察した。 

ミスターYの話し

今まで経営陣、何してたんだ?(ミスターYも含めて) 目に見えない問題がたくさん起こっていた。
きっと関係者、いろいろと思うこともあっただろうが、そういうことが全部つながるといっていいような出来事。 だれが悪い、悪くないっていう問題ではなくて、大切なこと。奥底にあった単純なこと、それに
ミスターYは気づいたのだ。

この一ヶ月。 私は彼らのビジョンが見えなくて(というか私のレベルでは理解ができないってことかな)どうも、しっくりこなかった。 本土でやっているスピードを重視し、勢いだけで責めようとするようにしか感じなかった。結果を早く求めること。


そのスピード感やノウハウに関しては、すごい!と認める。  仕事ができることも認める。
でも・・・。

 そしてミスターYに言った。 「私は、求められる仕事ができません」と。
「それは逃げてるよね」って言われたけど、そうと思われても仕方ないって思った。
こんな、もやもやした気持ちで仕事を受けてはいけない。仕事は、そんなこと言ってられないんだと思う。
でも、できることと出来ないことは違う。 迷惑をかける前に、ちゃんと伝えようって。

これが前回の会議の話し。

今日は違った。 ミスターYは、事前に決まったいた議題を無視して、今後の経営について意見を言う。真剣だった。
的を得た話しだった。 初めて、私は心底納得した。

島意識、そして地域を大事にする沖縄で。 北部、中部、南部だって、なんだかいろいろあるのに
本土っていうだけで論外(笑) ってこともある沖縄で大きな仕事をする前に、彼らが気づくべきところをちゃんと肌で感じ、それをすぐに実行する。 さすがだ。と思った。

事業というのは、ただ物を売る、サービスを売るだけの見えることだけじゃない。何をもって
成り立ってきているか?その底を知る必要があると、私も改めて感じることができた。

そしてミスターYとの会議がおわり

別のお客様からの電話

ここの会社は最近、組織変更をして㈲→㈱になったり

合併をする予定であったり、いろいろとある。うちで受けている業務は経理であるが、取引先などに送る組織変更の案内状も作成したりした。 

ここでまた、考えさせられることがあった。

「どんな書式で送ったの?」 という質問で、あっ!!!と気づいた。 私は事務的なことしか頭に無く伝えるべき内容を書いてA4の紙に印刷をし普通に封筒にいれて送付をした。 合併の前に、事前にやらなくてはいけない書類もあったために焦っていたのもあった。
ここに間違いやミスはない。だけど、そうじゃなかった。

私達は、組織変更や社名が変わることや役員が変わることは、あまり珍しいことではなく淡々と事務的な処理をする。 でも、そのお客様にとっては大きなことなのだ。それに、こういった時に外部にどう
伝えるか?書類一枚にしても、大切なことだったのだ。

現に、同業者からの案内文は披露宴の招待状のような立派なものが届くという。 社長は当たり前に私がそれを知っていてくれると思っていた

決してクレームでもないが、私はこれは大きな大きなことだって感じた。
ミスターYとの会議でも感じたことと、こちらでも感じたことが重なる。

うちで直接契約しているお客様だけではなく、取り巻く環境を理解して、そこまで見てから業務を行うことの難しさ。 経理のアウトソーシングから入っていく、それから先のできる事は、なんと奥が深いのだろう。。  

そして最後に、また別のお客様との美味しいお酒。 ここでも、今日感じたことに関連する話しになる。今日は、そんな1日だった。

バーテンダーさんに、強めのカクテルをお願いして、美味しいお酒を3杯だけ飲んで帰った。
酔い潰れたくない1日だった。
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