ミスターY物語③

usami 

2007年03月01日 23:06

あっという間に!!2月が終わっていました

ミスターY物語のつづきを~

目隠しをされて走っていた私は、その後どうなったか?というと

目隠しを、取ってもらいました(笑;

解決策として、私も役員会議に参加することになったのです。

というのも、ミスターYの経営している会社(グループ会社も含めて)は、そういう方針。

誰でも役員会に参加していいのです。

どうせやらねばならないことならば、とことん入っていくべきだと思いました。

そしてまた、役員会で発言することもできる。
12月から役員会に参加するようになり、それからは先が見えるようになり

そして、自分が何をするべきか?が少しづつ理解できるように・・

私らに求めていることは想像よりも大きかった。

もちろん経理業務を整理して、早く正確な数字を出して、役員や株主に報告するというのが

私達の仕事。 

経理業務と一言でいっても、ただ帳簿をつけるだけではなく。

帳簿をつける段階にいくまでが一苦労。 例えば、販売管理システムを使用しているなら

その販売管理システムから出てくる数字を理解せねばならない。

販売管理を理解するには、どのように販売しているか?どのタイミングで入力をし、反映されているか?などの特徴を知らなくてはいけない。

このシステムに不都合などあるもんなら、もう何を信じていいか分からない

ということで、システムの使用方法を開発業者を呼んで、習うことになった。

どのように販売しているか?そうなってくると、営業マン1人1人が、毎日どうしているかを知る必要がある。 もう、1日中ついてまわりたい気分・・・。 たぶん、来月あたり、ついていく?

それから棚卸にも、立ち会う。 一緒に数える。

そこで実際に見てみると、なるほど・・問題点など出てくる。

「棚卸してくださいねー」とお客さんに簡単に言っていたのを反省することもできた。

手がよごれたり、重いもの持ったり寒い倉庫に長時間いたり。。

これは、重労働だと分かっただけも

財産になった。

昨日の在庫数えは、当社から総勢5名で行った 皆で、協力しあいながらやったお陰で夜の0時には終了!

きっと皆、それぞれが体験して感じることがあったと思う。

経理アウトソーシングって、そこまでするの? という声が聞こえてきそう

私も、そこまでするの・・・? と正直思いました。

ミスターYが求めているのは、要はそういうこと。

また

組織作りをする一員になること

そこまでをやれる人になってほしい、と言われました

組織作りって自社もこれからなのにかい?←これ、本音

ただの経理業務を任せるつもりはない、というわけです。

おまけに、グループ会社は

ここ1社だけじゃない。すでに、沖縄に3社ある。

その全てを把握して欲しい、沖縄の統括部としての位置づけを・・・という要求でした。

それを、さらっと言うんだから。もう。 さらっと!

この言葉を聞いたとき、

ミスターYの会社の社員のように働いて欲しい、と言われているような気持ちになり

いろんなこと考えました。

私の仕事は何だろうか? やりたかったことは?

私だけではなく、当社が目指すものは? 

・・・・・。

たどりついた答えは

これは大きな大きな変革期だ!



思えるまでには葛藤がありましたよ

まずは経験することから始まる。 

現に、今でさえミスターYらと出会って得ているものはある。

悔しさと同じくらい楽しいこともある。

ミスターYらの会社は上場しているから、やっぱり同族会社とは全然違う。

そして、もちろん沖縄の事業も上場を目指している。

正直、私には上場は全く興味がない。。。 何で上場したいんだ?とまで思ってしまう
そんな大きなことするより、もっと身近で、考えたら想像できるような世界にいたい。

これが私自身の気持ち。 でも・・・

沖縄の中小企業が、大きな資本に負けそうになったら? ただ見ているだけ?

どんな職種も、合併して大きくしていこうとしている。小さい会社が、どんなに熱い思いがあろうとも
どんなに寝ずに働いて頑張ろうとも、どうしても適わないことがある。

その大きな方になろうとしているミスターYらの集団。

彼らのノウハウが見れるだけでも、こんなラッキーなことはない。

良い形で、他の会社と提携できるかもしれない。 良いものを持っているのに、なかなか本土
に持っていけない悩みを抱えている業者が助かるかもしれない。

逆にミスターYらが、沖縄から得るものが大きいかもしれない。

そう視点を変えたら、やってみよう。やらせてもらおうという気持ちになった。 自己満足の世界を抜けてみようと。

そうすることによって、既存のお客様に与える情報も変わってくる。

本土に負けるなー 沖縄県民よと説得力をもって伝えることが出来るかもしれない。


当社のサービスは、お客さんの求めることをやること。

ニーズに合わせていくことなのだ。

目の前に出てきたこと、それこそがニーズであり

やるか、やらないか

0か100かのこと。

50なんて答えはない。 0か100か? の選択肢を今回は、深く考えることが出来た

これだけでも私にとっては良かったと思う。
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