個人事業と法人事業 ①
個人事業から法人組織にするタイミングを
個人事業者は誰もが1度は考えるのではないでしょうか?
どっちがお得なのだろう
ある程度、事業が軌道にのり儲けも出てきたころ
確定申告時の納税額が多くなった時にびっくりする。 1度に払うから、ただでさえ、びっくりするのに(笑)
個人の儲けが1年間に800万の場合で比べてみよう!
(儲け=売上-仕入-全部の経費)
●所得税
●法人税
●住民税
●事業税
の全部を比較してみると、約60万円ほど法人事業にした方が税金が安い
ちなみに、
個人事業の納税額計=
1,786,700円 法人事業の納税額計=1,176,200円
では、1年間の儲けが500万だったらどうだろう?
答えは法人事業にした方が、約30万お得。だけど!!!
30万お得であっても、法人にした時にかかる経費を考えたら、30万という差額は微妙である
法人にしたことによって増える経費を考えないといけない。
ここで社会保険のお話。
社会保険は、法人の場合
強制適用
個人事業だったら、常時5人以上雇っていたら同じように加入義務が発生するようだ。
では、社会保険の
会社負担分どのくらいなのだろうか?
月に150,000円の従業員にかかる社会保険料は、16,866円である。
月に200,000円 ・・・ は、22,400円である。
月に300,000円 ・・・ は、33,600円である。
給与額の11.2%が
会社負担の社会保険料と考えれば良い。
社会保険の他にも、労働保険料もかかる。
労働保険とは、雇用保険+労災保険であり、1人でも雇用していたら加入しなければならない。
労働保険は、給与額の1.6%が会社負担である。
150,000円だったら2,400円
200,000円だったら3,200円
300,000円だったら4,800円
まとめると
給与額20万円の人を雇うには、給与以外に25,600円経費がかかる 年間にして307,200円である。
給与以外の経費も、事業計画をたてる時は忘れてはいけないですね。
法人事業にして節税になる理由についての関連記事です。
http://usamiyukie.president-blog.jp/t524697
http://usamiyukie.president-blog.jp/t524755
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