つくってみようNPO法人

usami 

2010年07月20日 08:30

初挑戦でありますが
NPO法人設立のお手伝いに着手しました。

今までも、NPO法人と普通の法人の違いについて等
質問も多かったのですが、意外にもこの分野の専門家は
県内にあまりいないようですね。
(知り合うチャンスがなかっただけかも・・?)
アドバイスを求めたくて調べたのですが、見つからずに
結局、自らも一緒に挑戦する意気込みになったわけです

日ごろから、お付き合いのあるお客様なので
事業の内容もわかります。その辺は心配ありません。

まずは

NPO法人って?

という疑問から解消。






何冊か本を読んでから
県庁にあるNPOセンターに相談に行きました。
とても親切に教えていただきました

NPOとは、営利を目的としない組織のこと。
社会貢献を目的としている集団のことをいいます。

高齢者や障害者の支援
災害時の救助活動
子供たちへ勇気と夢を与える活動
就職できる技術を学ばせる活動
地域の活性化につながる活動

等々。1~17分野に該当しなければなりません。

このNPO法人よりも簡単にできるのが

“一般社団法人”
のようですね。

最近、よく耳にする理由がわかりました

でも誤解してはいけないのは、NPO法人をつくったからといっても
税金を払わなくていいわけではありません。
なんだか、作った方が得?!というイメージもありますが・・
そう甘くもありませんね

NPO法人にしていなくて
個人で集まって活動している方々が申告をする時は
なんと、会社と同様の申告書を提出しなければならないのです

個人の確定申告でOKでは?と思いがちですが、個人ということは
代表者1名に課税する義務が発生してしまう。
利益が出ていたら、所得税も住民税も健康保険税なども増えることになります。
皆で活動しているのに・・
それは不公平になってしまう。

そういうことも考えると確かに、法人としての申告をするという意味も
理解できる気がします

まだまだ、これからですが
新しい分野を知ることは、楽しいですね

協力させていただくのは、もちろん
その活動に感動をしたからであります。
だから、見本となるNPO法人になることを願っています

実は、
以前、同じようにNPOをつくりたいという方にお会いし
相談にのったこともありました。しかし、その結末は最悪なことになってしまいました。
社会貢献どころか、たくさんの人を不幸にする活動だった。
それが分かった時のショックは・・

お金が人間を変えてしまうこと。
信じていたものが、そうでないと分かった時に人がどうなるのか。
大きなものに勝てない社会。
真実がわかっていても責めることができない弱さ。

表情や言動にも表れていたはずなのに、それに気づくことが
できなかった私も未熟者だったのだと思います。

教訓!
真実を見極めろ



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