あらためて・・・

usami 

2008年01月27日 14:50

先日の

アントレープレナー交流会。

私の持ち時間は、50分だったけど30分で終わってしまいました

伝えたいことの半分も、言えなかった。

改めて、難しさを実感しました。

でも、皆さんがいろいろと質問してくれたので

私も普段の自分になることができて、それからは、楽しい時間でした

最初は、皆さんが私を見る! こわい顔で。。 (きっと、私も固い顔してたんだろう)

後半は、皆さんが笑顔になっていました。(私も笑ってました)

まさに、鏡なのですね。

今回の質問で多かったのは、不正のできない仕組みをつくるには?

というところ。
簡単にいえば、ダブルチェックのしくみをつくることが大切です。

1人の担当者に任せきりにしてはいけなくて、そのチェックは経理担当者じゃなくてもいい。

最近、不正がわかったところのケースは気づいたのは数字を見ていない人でした。

これは、明らかにおかしい・・というのは、数字だけじゃなくて態度にも出るのでしょう。

不正がおきたとき、そりゃあ経営者は、給与以外の会社のお金を取られるわけですから

たまりません。返せーと思って当然。

だって、給与を支払うだけで必死なんですもの。

でも・・ 不正を犯すのは、その環境があるからです。

ある会社の社長が言っていました。

「会社にとって不利益だった人を責めてはいけないんだよ。

その人たち、面接したときから、そんな人だった? はじめから悪いことしようと

して入社してくる人はいないよね。会社の環境でそうなって

しまったのだと経営している我々が恥じるべきだ。」

と言いました。 次の会社に行っても同じことをしてしまうかもしれない。

そうじゃなくて、入社してきたときよりも、レベルアップして退社してもらいたい。

と。

この人に任せていたら大丈夫!というほど、しっかりしている担当者の方々の本音は

全部一人で任されていて不安・・ 私が病気になって休んだらどうしよう

って思っているかもしれません。

責任感の強い人が多いですから

この前、ある会社の経理担当者が

眠れない・・・・

というんです。

理由を聞いてみると、経理業務に対しての不安が原因でした。

でも、そんな眠れなくなるほど気にすることじゃない!!

あぁっ・・ もっと早くに安心させてあげるべきだった 

と反省しました。


小規模でも、不正がおきない仕組みを常に考えておいた方が良いですね。

大企業も、零細企業も関係ありません。

それが、会社と個人を守ることになります。
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