不正・・
ミスや不正がおこりやすい会社とは?
・経営者自身が公私混同をしている
・複数の職務が1人の従業員に集中している
不正が行われることは、珍しくない。
社内のお金がなくなったり、売掛金の回収を盗んだり、けっこうある出来事・・
その額は、○千万~と多額のものも。
私も、不正探しをやったことがある。
不正探しは、マイナスのパワーを使うというか、隠しているものを探すのは
とってもストレスになった
そのうちの共通点
ベテラン経理→二重帳簿もつけられる、完璧にかくすことができる
1人しか数字をみていない→チェック機能が一切なし。顧問税理士など外部を入れたがらない。
仕事ができると思われている→まさか、この人が?というような出来るタイプ。
社長に一番信頼されている→右腕として活躍していた人。
社長から信頼されていれば、何でもできる。
社長が右腕だと思っているから、
通帳&実印を預けっぱなし。
そのうち、会社のお金が自分のお金だと勘違いが始まる。
ある会社の不正事件の証拠をつかむために出動したとき! (現在、裁判中)
なんと
この経理担当者、タクシーで銀行へ行っていた
しかも、たくさんの預金口座をもち、複雑にしている。
銀行間の資金移動だけで一日終わるんじゃないの?というほど、複雑。
手書き伝票、手書き元帳、山のような書類から証拠をつかむのは大変だった。
その字や数字をおいかけているだけで気分も悪くなった。
負のエネルギーのかたまり。 心底、腹立たしく
しかし、悔しいことに、
わたしたちから見たら、これこそが証拠でしょ?と思うようなことも、裁判では認められない。
帳簿には、社会保険料を支払ったと書いてあっても問合せしてみると支払っていない。
そんな事実があっても、証拠じゃないらしい。
正義はいったいどこにあるんだろうか?
不正をして取ったお金で、普通の生活を続ける。
たしかに、こんなことになるまで、気づかなかった経営者が悪い。
そんなことが出来る仕組みだったことも経営者の責任である。
でも、これじゃあ取ったもの勝ち
最近、また別件で
不正行為が原因で、被害にあった方が自らこの世を去った。
それでも不正の証拠がつかめずして、真実は闇の中である。
親族からの相談を聞いても、具体的な解決策を見出すことができない。
大声で叫んだところで報われない。
お金の魔力は、本当に怖い
また
不正を追求する場にも、立ち会ったことがある。
この経験もまた凄いが、私はこの日を境に、変わった。
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