正義が勝った例
何年か前に、生命保険の更新時期がきた方から、内容の見直しを頼まれました。
私は保険の勉強や資格取得もしているけど、専門ではないので
3名の保険代理店の方に相談しました。
この3名は、別々の保険会社の保険を売っているので違った視点からのアドバイスがもらえると思って
お願いしました。
すると回答は
3名とも、同じ回答でした!
昔に入った良い内容のものだから、更新して一生持った方がいいですよ
誰も無理やり解約させて、自分たちの保険を売ろうなんて考えません。
それがプロだと思います。
それで、お客様にそう伝えました。
そしたら、それから何年か経過した時、私は気づいてしまったのです 更新されていないことに。
ひどいことに、更新できるものをせずに、新たに新規契約されていました。
保険料は、以前の5倍。
これは、おかしいと思いお客様に聞いてみると・・
そんなはずはない。ちゃんとしてくれているはずだと言う。
外交員を信頼した答えでした。
私は、また以前に相談した3名に事情を説明して見てもらいました。
3名とも絶句です。
こんなやり方、あまりにも、ひどすぎる。同業者として・・情けない。
と。。
お客様に説明すると、納得いかない!と怒りました。
そりゃあ、そうです。もし私だったら、ぜったいに最後まであきらめずに追及します。
そのくらい、明らかな顧客の損失が目に見えています。
私は、プロとして保険を売る人たちを信頼したいです。
だってプロでしょ?
それなのに、100%不利益になる商品を、勧めることができるという事実が許せませんでした。
そして案の定、その担当者はすぐ退社していたようです。
だれも把握している人はいない。
でも、ちゃんと納得いかないことは主張していきました。
でも、退社した担当者は、きちんと説明して加入してもらったと言っていたことから
長々と結論は出ませんでした。
でも、最近やっと解決しました。
元の契約に戻してもらうことになりました。
正義が勝った、のでしょう。
もちろん、どちらかが100%悪かったわけでもないのかもしれない。
真実は、当事者にしかわかりません。
でも、保険って内容が難しい。特に個人保険は素人には理解できないことが多い。
だから売る方が、プロとして高額な商品を売っている自覚を持ってもらいたいと強く思いました。
また
外資系の保険会社は15歳未満の子供に保険金をかけることを中止するようになっているようですね。
保険金目当ての子供殺人をなくすためだそうです・・
たしかに、子供に高額な死亡保険金をかけるメリットは親にはないはずです。
学資保険や満期で戻ってくるタイプじゃなく、単純に死亡保険をかけたがるケースもあると聞いて
驚きました。
社会情勢からのことなのでしょう。。。
保険は商品よりも、信頼できるところから加入することをお勧めします
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