資金繰りを全力をあげて応援?!!

usami 

2009年02月20日 08:10

すご~く

うれしいことが、書いてありますよ

中小企業庁と金融庁のパンフレットに!!!

中小・小規模企業の資金繰りを全力をあげて応援します!

どういうこと?
最近、銀行からお金かりませんか?

という案内がきている会社も多いと思います。

この景気の悪さのせいで、苦しい企業も増えている今

景気の悪さのおかげ(?)で、中小企業庁と金融庁が動き出したようです

パンフレットに書かれていることを、紹介すると・・

経営者のセリフ

「資金繰りが大変だけど、銀行は不良債権になるからと言って、返済条件の変更に応じてくれないんです・・・」

金融庁

「今後は、経営改善の見込みがあれば、不良債権にはなりません!金融機関とご相談ください。」

という嬉しい会話がのっています。

ここの会話のポイントは、不良債権です。

不良債権とは

銀行は、いろんな会社にお金を貸しています。

そのお金を回収できなかったら、当然、銀行は損します。

回収できるか?できないか?

貸している会社の審査をして、

正常先・要注意先・破たん懸念先・破たん先

などに分類。

そして、損失額を予想して、これに相当する貸倒引当金を積む
貸倒引当金は、貸したお金を回収できなくなること
に備えて銀行が積立しているお金のこと

以前は、

条件変更⇒事故⇒不良債権ということ

になっていたようで、条件変更をしたら、その後お金を借りることが難しくなる・・
と、銀行の方も言っていました。

銀行も、不良債権にしないように必死だったわけです。

でも、このたび大きな改正があったようです

改正前は、3年以内に経営が健全化するような経営改善計画が必要だった

→改善後は、健全化するまでの期間を10年まで延長したとのこと!

たしかに、3年で回復できたら最高ですけれど

それが出来ないから困っているわけであり

もっと長期的に支援をしてほしいというのが

経営者の本音。

また条件変更に応じたら、金利の引き上げをしなければいけなかったのが

それも、する必要がなくなったようです。

銀行に、条件変更する変わりに、金利を〇%あげさせてください。

と言われてしまうわけです。

でも条件変更するってことは、毎月の返済が厳しい=できない ってことであり

そんな状況だったら、現実的に金利UPに応じるしかないでしょう。

将来的な金利負担よりも、今をのりきることを考えてしまうわけです。

従業員の給与も払えない・・ 取引先にも迷惑かける・・  それよりは、UPを選択してしまう。

金利をあげれば、それだけ銀行の利益は増えるわけですからOKだったということなのでしょうね。

あまり難しい本質は、わたしには語れませんが

何年か前に参加した金融セミナーと

最近、参加したセミナーでは言っていることが全く違っていました。

基本的には、金融庁の判断で

昨日までは、黒だったのが今日から白に変わるってことなのでしょうね。

ただ、中小・小規模事業者が助かる話には、間違いないようなので

私の周りでも、条件変更に成功したところが多々あります。

本当に資金繰りの相談が多い今日このごろ。

健全化する努力をして

頭に描いた計画を、きっと実現してみせる

いや、実現する! と強い気持ちで前にすすむしかないのです。

今なら、まだ間に合う
という大事なタイミングがあるはずです。

うしろを振り返るも、立ち止まるも、前にすすむ

も自由ですが、刻々と時間は皆、平等に過ぎていく

のですから・・











関連記事